(2023年作、短編、絵本のストーリー、第11回絵本出版賞 一次審査通過、元々はラジオドラマ脚本)
娘レイラと青年カイトは、愛し合っていた。戦場に行ったカイトとの約束で、ピアノを練習していたレイラは、爆撃で右手の手首から先を失う。二人は二度と会うことはなかった。数十年後のある日、老女になったレイラは、公園でピアノを弾く青年フィオと出会う。フィオはレイラに、一緒に連弾することを提案する。
コメント
気に入っている話なので、形を変えて(ラジオドラマ→絵本→戯曲)、何度も書き直しています。審査後、コンペを主催する会社から、商業出版の話をいただきましたが、作家の負担金額が大き過ぎて、お断りしました。現在、尊敬する絵本作家の先輩に絵をお願いして、絵本制作中。出版してくださる方、募集中です。